私タヌトはアーマードコアシリーズをほとんどクリアーしている、アーマードコア古参勢なんです。
父親の影響で幼少のころからアーマードコアをプレイしている私が、シリーズ最新作「アーマードコア6 ファイアーズオブルビコン」をプレイした感想を述べようと思います。
ストーリーを3週目まで進めた時点での感想となりますのでご了承ください。
世界観
雰囲気や機体の見た目などは、アーマードコアVと3の中間といった感じで、2や4系と比べると暗めな世界観と言えるでしょう。
2や4系のような最新鋭って感じではなく、鉄臭い、サビ臭い感じなんです。
個人的にはアーマードコアフォーアンサーのようなビジュアルが好きですので、アーマードコア6が、Vと3に寄せてきたのはちょっと残念なんです。
10年ぶりの新作ですが、世界観はちゃんとアーマードコアでした。
ストーリー
コーラルという物質がストーリーに絡んでくるんです。
過去作でいうところのコジマ粒子みたいな感じなんですが、色は水色ではなく赤なんです。
アーマードコア2アナザーエイジにコーラルラインという敵がいますが、何か関係があるのでしょうか。
ハンドラー・ウォルターという人物が、主人公の保護者?みたいな感じなんです。
ラスティという人物はアーマードコア3でいうところのアップルボーイみたいなポジションで、良きライバルといった感じで、共闘したり戦ったりします。
ゲームバランス
ボス戦と一部のミッションが手ごたえ十分なんです。
楽勝なミッションは少なく、難易度的には過去作でいうところのアーマードコア ラストレイヴンに近いです。
エクステンション、ラジエーター、インサイドなどが廃止されており、アセンブルはシンプルになっています。
武器はグレネードランチャー、アサルトライフル、ショットガンあたりが強くて、扱いやすいです。
ゲームスピードは4系とかほど速くないので、重量級の機体でも割と戦えます。
敵の動きが止まった時に撃つように心がければ、グレネードランチャーも十分扱えるレベルのゲームスピードなんです。
スタッガー
新要素のスタッガーは、相手の安定性能?を削りきると、一定時間動きを止めることができるというものなんです。
動きが止まったところに攻撃を当てると直撃となり、大ダメージが狙えます。
そのため、ほとんどのボス戦でグレネードランチャーが有効なので、アセンブルの自由度を狭めてしまっているかもしれません。
アリーナ
アリーナにはこれと言って強敵がいない感じです。
過去作のシャドウメイカーや、ダイ=アモン、EX300のような理不尽な強さの敵は、アリーナにいませんでした。
1位のフロイトは普通の構成の中量2脚、2位のミシガンは連射系武器などを装備した地味な4脚で、いまいちインパクトに欠けます。
アリーナを楽しみにしていた人にはちょっとビミョーかも知れません。
総合評価
私タヌト的にはアーマードコア6は、5つ星中4.5といったところです。
10年ぶりの新作ということでめちゃめちゃ期待した甲斐がありました。
多少残念な部分もありますが、アーマードコア好きならば楽しめることでしょう。