キャプチャーボードの感想
AVT-C875は、任天堂Switchやプレイステーション4などのゲームの画面をパソコンに映すのに必要な、キャプチャーボードと呼ばれる機器です。
キャプチャーボードを使い、ゲーム機の画面をパソコンに出力する事で、ゲームの実況プレイ配信などが可能になります。
私の場合、パソコンの画面上でポケモン剣盾のプレイ動画を配信する為に、AVT-C875を買いました。
最終的にはメルカリで売ってしまいましたが、2018年に中古で購入した時の価格は8800円くらいでした。
AVT-C875の性能
はっきり言ってキャプチャーボードがどうこう言うよりは、PCのスペック次第だと思います。
配信の質を上げるなら、高いキャプチャーボードを買うよりも、パソコンのRAMやグラフィックボードを強化した方が良いです。
キャプチャーボードの性能が低すぎるのは論外ですが、任天堂Switchやプレステ4くらいの性能のゲーム機で配信するなら、AVT-C875でも若干オーバースペックだと感じました。
画質にこだわる人でなければ基本的に720p程度の画質があれば十分だと思います。
特にゲーム実況やゲーム配信は画質よりも面白さがメインだと思いますし、AVT-C875は720pの画質で配信するには十分すぎる性能があります。
パソコンのスペックが高ければ1080pでの配信も可能ですし、高いキャプチャーボードを買うくらいならパソコンのスペックを上げる事にお金を使うべきです。
パソコンのメモリ増設は5000円程度で済みますし、2万円以上するキャプチャーボードを買う必要性は薄いでしょう。
画質にこだわらないのであれば、AVT-C875より少し下のグレードのキャプチャーボードが、最もコストパフォーマンスに優れていると思います。
ゲーム配信に適したパソコン
任天堂Switchやプレステ4のゲーム画面を720pの画質で配信するのであれば、CORE i5、RAM8GBくらいのパソコンで十分だと思います。
CORE i3、RAM4GBのパソコンを使いツイキャスで配信した結果、配信開始から40分を過ぎたあたりから音ズレが発生しましたので、それなりにハイスペックなパソコンが望ましいです。
画質を480pまで落とせば遅延や音ズレが発生する可能性はほとんどありませんが、今時480pは低画質と言わざるを得ません。
安定的に720pの配信が出来る環境の1例をご紹介します。
キャプボ AVT-C875
CPU CORE i5
RAM 8GB
グラボ RX570
パソコンがウイルスやトロイに感染していたり、他に重いアプリがインストールされていたりする場合、安定的に動作させるにはさらに高いスペックが必要になります。
安定したゲーム配信をするのであれば、キャプチャーボードだけでなく、パソコンの性能に注目してみて下さい。
あと、見落としがちなのがルーターの性能です。
ゲーム配信するのであれば5Gによる通信が可能なルーターが欲しいところです。
5G対応のルーターは細かい点に拘らなければ3000〜10000円くらいで販売されていますので、注目してみましょう。